【バレーボール】 スパイクとは?
そもそもスパイクとは?
チームメイト(セッターやリベロ)から
上がってきたトス(ボール)を、
ジャンプをして相手コートに打ち抜き
得点を取る攻撃のことを
スパイクといいます。
スパイクはリベロ選手(守備やレシーブ専門の選手)以外であれば、基本的に打つことが出来ます。
スパイクはバレーボールの醍醐味
スパイクはバレーボール競技で
得点を取る手段の1つであり醍醐味です。
このスパイクで得点を多く取ることが出来たり、
スパイク決定率が高い選手程
試合では活躍することが出来たり、
チームの大黒柱としてエースの役割を
担うことが出来ます。
チームのエースとして多くの得点を取り、
勝利に導ける存在になれるように
スパイクを上達させましょう。
【バレーボール】クロススパイクとは?
そもそもクロススパイクとは?
クロスコースにスパイクを打つこと。
レフトからのクロススパイクは
レフトレシーバーのいるコースにスパイクを打つこと。
ライトからのクロススパイクは
ライトレシーバーのいるコースにスパイクを打つこと。
クロススパイクの長所
クロスコースは超クロスコースの
インナースパイクからコートの対角線上に打つ
コーナースパイクまでコースの幅が広く距離の長いので、
ストレートコースに比べて
スパイカー自身としても
とても打ちやすいコースです。
またクロスコースは相手レシーバーが全てのコースを
レシーブ出来る訳ではないので、
レシーバーのいない空いているコーを見つけて
打つことでスパイクが決定しやすいです。
クロススパイクの短所
クロススパイクを打つ際には
相手センターブロックを交わして
スパイクを打つので、
相手センターブロックにシャットアウトされないように
ブロックの脇を抜いたり、ブロックの上を通過させたりして
ブロックを交わしてスパイクを打つ必要があります。
クロススパイクのまとめ
クロスコースは
超クロスコースからコーナーのコースまで
幅が広く距離も長い為打ちやすいコースではあるが、
相手センターブロックを交わして打たないと
シャットアウトされてしまうことがある。
クロススパイクを練習して
スパイクをどんどん上達していきましょう。
【バレーボール】スパイクのミートとは?
そもそもスパイクのミートとは?
スパイクを打つ時にボールに手の平が
しっかりと当たっていて打ったボールに
ドライブがかかっていること。
スパイクを打つ時にミートがしっかり出来ていれば
狙ったコースにスパイクが打てるようになります。
スパイクが狙ったコースに
打てるようになることはもちろん、
スパイクのレベルがどんどん上げていく上で
ミートすることは必須条件であるといえます。
【バレーボール】最高到達点とは?
最高到達点とは何ですか?
スパイク助走を行い、
めいいっぱいジャンプをして
腕をスイングした時のボールの触る打点のこと
をいいます。
最高到達点のメリット
常に最高到達点でスパイクが打てる訳ではありませんが、
最高到達点に近い状態でスパイクが打てれば、
打点の高いところでスパイクが打てている
ということなのでスパイクが
決まりやすい状態であるということです。
最高到達点に出来るだけ近い状態でスパイクを打つ為に
・ジャンプのタイミング
・スイングの仕方
・助走の仕方
・ジャンプの仕方
などを工夫する必要があるのです。
【バレーボール】スパイクのフェイントとは?
そもそもスパイクのフェイントとは何?
スパイクを打つ瞬間にボールを打つのではなく、
指先を使って相手ブロックの空いている後ろスペースに
ブロックの上スレスレを通過させてボールを落として決めること。
スパイクフェイントのメリット
スパイクを打つ瞬間に相手ブロックの
裏のスペースが空いていることが多いので
とてもフェイントが効果的。
フェイントをしてボールが落ちて決まったり、
相手レシーブ陣を乱して相手の攻撃を
単調にすることが出来る。
スパイクフェイントのデメリット
フェイントが山なりになりすぎたり、
相手ブロックの後ろスペースに
相手レシーバーがいたりすると、
簡単にレシーブされてしまい
ただのチャンスボールになってしまいます。
フェイントをする際は、
相手レシーブ陣の体制を良く見てから
フェイントを行うようにしましょう。
【バレーボール】スパイクのプッシュ攻撃とは?
そもそもスパイクのプッシュ攻撃とは?
相手コートの中心やコートの角などの
空いているスペースに指先でボールを
弾くように押してポイントを取る方法のこと。
フッシュ攻撃はフェイントと違い
ボールを押し出して速いボールを
空いているスペースへコントロールします。
強打スパイクやフェイントだけでなく
プッシュ攻撃を有効活用することで、
強打スパイクやフェイントが
決まりやすくなり、
プッシュ攻撃も決まりやすくなります。
実際のゲームで相手コートの空いているスペースが
見つかればプッシュ攻撃を
やってみることをオススメします。
【バレーボール】スパイクのブロックアウトとは?
そもそもスパイクのブロックアウトとは?
スパイクを打つ時に相手ブロックを利用して
コート外のアウトゾーンにボールを
弾き飛ばしてポイントを取ること。
スパイクを打つ時のブロックアウトでの
ポイントの取り方は、
打点の高い選手だけでなく
高さのあまりない選手でもポイントを
取りやすいスパイクの打ち方の1つです。
【スパイク】ブロックアウトの種類
基本的にブロックアウトの種類は4つです。
(レフトからのブロックアウト)
1、ストレートブロックを利用して自分のコートへブロックアウト(図の①)
2、ストレートブロックを利用して相手コートへブロックアウト(図の②)
3、相手ブロックを利用して相手コート奥へブロックアウト(図の③)
4、相手ブロックを利用して自分のコートへブロックアウト(図の④)
スパイク技術としてブロックアウトはオススメします
ブロックアウトで得点を取ることは
ジャンプ力がない選手や打点が低い選手でも
得点を取ることの出来る選択肢の1つです。
また試合中に助走が十分に取れなくて
高くジャンプ出来ない時でも、
相手ブロックを利用して
得点を取ることが出来るのがブロックアウトです。
打点が高い選手や
ジャンプ力が高い選手でさえも
上がってきたトスの状況や
自分自身の体制の問題などによって、
試合中の全てのスパイクを
ブロックの上から打てる訳ではありません。
高い打点からスパイクを打つことが出来ない状況においても
得点を取ることが可能になるのがブロックアウトなのです。
なので、スパイクを打つ全ての選手に
ブロックアウトで得点を取る技術を
修得して欲しいと思います。