【バレーボール】スパイクの決め打ちは危険!?(打ち方のコツ)
スパイクの決め打ちとは?
スパイクの決め打ち
→スパイクを打つ前から打つコースを事前に決めておき、
そのコースにスパイクを打つこと
なぜスパイクの決め打ちは危険?
なぜスパイクの決め打ちは
危険なのかというと、
”相手のブロックやレシーブがあなたの決めたコースに対して
対応してきた時に対応不可能になってしまうから”
です。
あなたもスパイクを打っていて経験したことがありませんか?
・「このストレートコースにスパイクを打つぞ!」
と事前に考えて決め打ちをしようとした時に、
相手ブロックの手がかぶさってきて
シャットアウトをくらってしまう。
・「このクロスコースにスパイクを打つんだ!」
と決めていて決め打ちをしたら、
リベロの正面だった為、
簡単にスパイクを上げられてしまった。
決め打ちをしてしまえば
瞬時にコースを変えることは出来ないのです。
だから相手ブロックにかかってしまったり、
相手レシーバーに上げられたりしてしまうのです。
どのようにスパイクを打つ?
では、どのようにスパイクを打てばいいのか?
それは、
”スパイクを打つギリギリまで
相手ブロック・相手レシーバーの状況を確認し、
決定しやすいコースにスパイクを打つ”
です。
あなたがスパイクを打つ直前まで
スパイクが最も決まりやすいコースを見極め、
スパイクを打つことが
スパイク決定のカギとなるのです。
実際に行うスパイクの流れ
では実際にどのようにして
スパイクを打つギリギリまで
決定しやすいコースを見極めてスパイクを打つのか?
ステップに分けてご紹介します。
ステップ1:自分にトスが上がってくる前に相手コートの状況を確認する
自分にトスが上がってくる前は少し相手コートを見る余裕があります。
・相手ブロッカーに立ち位置はどの辺なのか?
・相手レシーバーの守備位置はどこら辺なのか?
を確認しましょう。
ステップ2:自分にトスが上がってきたら、周辺視野でボールと相手ブロックの動きを把握する
自分にトスが上がってきたら
ボールを見ると同時に
だいたいでいいので周辺視野で
・相手ブロックがどの辺にいるのか
・相手ブロックがどのような動きをしているのか
を見ます。
1枚ブロックしかいないのか、
センターブロックが遅れて寄ってきているのか、
びっちり2枚ブロックで跳ぼうとしているのか。
確認しましょう。
ステップ3:スパイクを打つ直前の空中で、相手ブロックの形を把握する
いざジャンプをしてスパイクを打つ直前の状態でも、
ボールを見ていると同時に
周辺視野で相手ブロックの手の形を把握しましょう。
・どこのコースが空いているのか?
・相手ブロックのどこにスパイクを打てばブロックアウトが取りやすいのか?
などを空中で判断します。
ステップ4:ここだ!と決めたところにスパイクを打ち込む
トスが上がってくる前の相手レシーバーの状態、
空中での相手ブロックの状態を見て
「このコースにスパイクを打てば決定しやすい!」
と思ったところにスパイクを打ち込みます。
最後に
決め打ちをしていた時のスパイク決定率と、
スパイクを打つ直前まで決定しやすいコースを
見極めて打ったスパイクの決定率を比べると、
決定しやすいコースを見極めて打ったスパイクの方が
スパイク決定率が明らかに高いです。
今回ご紹介したステップ1〜ステップ4を実際の練習で実践して、
公式試合で高いスパイク決定率を
叩き出せるようにして下さい。
実践する人が上達し、
レベルアップします。
見るだけに終わらず
実践して自分のスキルとして身につけて下さい。
最後まで見て頂いて
ありがとうございました。