【バレーボール】どんなトスでも対応!スパイク助走の練習のコツ
スパイク助走について
スパイカーであれば練習中や試合中に
スパイクを何本も打ちますが、
助走の仕方は状況に応じて様々です。
☑︎トスに対して真っ直ぐ5歩助走を行う
☑︎コートの外から回り込む様にして助走を行う
☑︎ブロックを跳んでからすぐ後ろに開いて3歩助走を行う
トスの状況や自分の置かれている状況によって
様々な助走の仕方があります。
今回はどんな状況に置かれていても
”あなたが打ちたいポイントで高さのある
スパイクを打つ為のスパイク助走”
についてご紹介していきます。
スパイク助走の重要なコツ
どんな状況においても
押さえておくべき重要な
スパイク助走のコツがあります。
それは、
”ギリギリまでトスを待ち、
トップスピードで助走を行う”
です。
なぜギリギリまでトスを待ち、トップスピードで助走を行うのか?
それは、
”トスの状況を完全に把握することが出来、
スパイク助走のキレが増し高くジャンプすることが出来るから”
です。
トスが自分に上がってきた直後に助走をしてしまうと、
トスの軌道を完全に把握していない状態で
助走を始めている為、
自分の打ちたいポイントで
スパイクが打てない場合があります。
またトスが自分に上がってきた直後に
助走をしてしまうと、
速く入りすぎてしまう為
助走のキレが無く、
高さのないジャンプで
スパイクを打つことになってしまうのです。
ギリギリまでトスを待ち
トップスピードで助走を行えば、
トスの状況を完全に把握した状態から
助走のキレやジャンプ力が増すという
自分にとても有利なスパイク状態を
作ることが出来るのです。
このスパイク助走の重要なコツをマスターすれば
どんなトスが来ても常にキレのある助走から
高さのあるスパイクを打つことが出来るのです。
スパイク助走の練習の流れ
実際のスパイク助走から
ジャンプをするまでの流れを
ステップに分けてご紹介します。
ステップ1:膝を少し曲げた状態、そしてどちらかの足を引いた状態でトスを待つ
どんなトスが来てもすぐに対処
出来る体制を事前に作っておく。
体には余計な力を入れることなく
適度にリラックスした状態でトスを待つ。
ステップ2:自分にトスが上がってきたら、トスの状況を見てギリギリまで助走をためる
体は適度にリラックスした状態で
トスの状況を見極める。
☑︎トスの速さ
☑︎トスの高さ
☑︎トスの長さ
ステップ3:ギリギリまで待ったら一気に助走のトップスピードに入り勢いをつける
トスの状況を完全に把握したところで
リラックスした状態から一気にトップスピードの助走に入る。
そうすることで助走にキレが増し
高さのあるジャンプをすることが出来る。
ステップ4:助走の勢いを活かして腕を振り上げ高くジャンプしスパイクを打つ
助走の勢いをそのままに
バックスイングからの振り上げを行い
高くジャンプする。
トップスピードで行なった助走の勢いを
そのままジャンプに連動させるところがポイント。
以上のステップ1〜ステップ4の流れに沿って
スパイク助走の練習を行なって下さい。
最後に
いかかだったでしょうか。
どんなトスにも対応することが出来、
キレのある助走、そして高さのあるジャンプを
行うことが出来るようになるのです。
是非練習で重要なコツを意識して
ステップ1〜ステップ4の流れに
沿ってやってみて下さい。
スパイク助走は理想のスパイクを打つ為には
欠かすことの出来ない動作です。
複雑に考えてしまうことも
あるかと思いますが、
決して難しい動きではありません。
スパイク助走の動きをマスターし
ワンランク上の助走が出来るように、
今回ご紹介したコツ、練習法を
実践して下さい。
最後まで見て頂いて
ありがとうございました。